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 春夏秋冬の映像は作品を数段押し上げるのにー企業映画ではできない理由? [再掲載]

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撮影は夏だったが、実は今年の冬から地元の季節を撮影をしていた。まだ、映画製作が正式に決まっていない頃だが、正式に決まって準備が出てからでは春夏秋冬を撮影できない。そこで今年の年頭ー冬から個人で風景撮影を開始した。

それらの映像は別のカメラで撮られているので、データ形式が違う。変換して取り込む。それにもまた時間がかかる。その間にこの記事を書いている。これまではその手の季節カットは編集が全部できてからはめ込んでいたのだが、今回はそれらが非常に重要な役割を果たすので、この段階で準備しておく。

以前にも書いたエピソードだが、撮影の移動中に板尾創路さんとも話した。季節の映像を撮るのは本当に大変。彼は監督業もしているので痛感すると言っていた。夏を舞台にした映画で春や冬の映像を入れようとすると、撮影終了後にその季節まで待たなければならない。

その上、またスタッフを雇い、カメラをレンタルして地元に移動。キャスト抜きだとしても数百万の予算が必要。四季を全て撮るなら本撮影以外に3回。「予算がない!」と映画会社は季節の映像を入れようとはしない。

春夏秋冬の絵が入ることで映画は数段クオリティが高くなり、奥行きができる。その町の美しさも伝えることができる。ただ、費用が大変。映画会社はその予算を捻出するのを嫌がる。

しかし、太田組ではそれが可能。カメラマンと2人でいつも車で移動。季節の撮影をする(これに関してはカメラマンに感謝。この手法を理解してくれるカメラマンは少ない)。映画会社だと多くののスタッフが行くので大変だが、こちらは2人。そんなふうにすれば安く済むのに、企業の場合はそれができない。なぜか?

監督自身が「制作部や演出部がいないと撮影が大変! ホテルの支払いまで俺がやるのか!」と嫌がる。カメラマンも「助手が必要!」と言い出す。結局10人くらいの編成になり、交通費、食費、宿泊費、ギャラを計算すると数百万になる。そんなことで美しい四季を撮影できないのが企業映画。

でも、ちょっとした努力で(監督が制作部と演出部とPを兼ねて、ホテルや食事の支払いもして、カメラマンが助手なしで撮影してくれれば)季節を撮ることができる。だから、冬から撮影スタート。春、初夏と撮影。もし、映画が中止になっていたら全部無駄になる。そう考えるから皆、やらないのだ。

絶対にやる! 映画撮影をする!だから季節を撮っておきたい!とリスクを恐れずに行動することで、低予算でもクオリティの高いものはできる。毎回、そんなことを考えながら季節撮影をする。これまでに撮った映像を変換。タイムラインに並べて行く。こうして1億円の企業映画に負けない作品を作る!


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