So-net無料ブログ作成
検索選択
映画感想 ブログトップ

昨年度−2016年映画ベストテン [映画感想]

FullSizeRender-2.jpg

 昨年ー2016年映画ベストテン(順不同)


 ●この世界の片隅で

 ●君の名は

 ●聲の形

 ●ローグワン

 ●ハドソン川の奇跡

 ●無伴奏

 ●シン・ゴジラ

 ●太陽の蓋

 ●バットマンVSスーパーマン

 ●ブリッジ・オブ・スパイ


 。

「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著ー を読むと 「ガメラ対バルゴン」もう一度観たくなった! [映画感想]

IMG_3945.jpg

「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。めちゃめちゃ、おもしろい!!

怪獣ファンの血が騒ぐ。

第1章「昭和ガメラと<子供たちの王国>悪魔の虹の向こうに」を読むと

「ガメラ対バルゴン」もう一度観たくなった!

これも深夜にDVDで観る。(昭和ガメラはボックス①を持っている!)

「ガメラ」シリーズは全体的に子供向けに作られており、ほとんどが主人公=子供だが、

「ガメラ対バルゴン」は大人向き。それも主人公グループは悪人?

テーマも「怪獣やっつけろ」ではなく、「人の欲深さが不幸を招く」的なもの。

バルゴンは単なる怪獣ではなく、人の欲が招いた「不幸」という形だと思える。

背中から放出する「バルゴンの虹」の設定が素晴らしい。

「シンゴジラ」はこれをやりたかったんだな?と再確認。

しかし、ガメラシリーズはプロレスよろしく、毎回、血まみれデスマッチ

ガメラが緑の血を流し、バルゴンは紫の血を流す。

シリーズ中で一番好きな作品。

これを観て、もう一度、「怪獣少年の復讐」を読む。




「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。 読んでいると「ゴジラ対へドラ」が観たくなる! [映画感想]

IMG_3944.jpg


「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。

読んでいると「ゴジラ対へドラ」が観たくなり。

深夜、BDで観てしまう!

♫「水銀。マンガン、カドニュウム。鉛。硫酸。オキシダン。汚れちまった海〜」

今でも歌えた!

しかし、ゴジラシリーズの中では異色作。

オープニングは「007」みたい。

公害問題をテーマにした力作。




「スターウォーズ ローグワン」観た。 [映画感想]

15591313_1260592254015076_7078427458204562386_o.jpg

スターウォーズ ローグワン」観た。

前半は「これはスターウォーズじゃないなあ...」という感じの単なる戦争映画

だが、クライマックスになると世界観が戻って来て

エピソード4」から観ている世代はあの場面で涙!

ダースベーダー。モフターキン総督。

そしてあの人。

出て来るだけで感激。






「君の名は」の背景にあるのは福島の原発事故?! [映画感想]

IMG_3647.JPG

【「君の名は」の背景にあるのは福島の原発事故?】

(ネタバレあり。これから観る人は注意)「君の名は」素晴らしかった。後半はもう涙の連続。あまりに感動で映画館で2度観た。そんなことは10年振りだ。しばらくは感想を言葉に出来なかったが、次第に物語から見えてくるものがあった。実はこの映画。311を背景にしているということ。

誰もが予期しなかった彗星激突。そのために大切な人を失ってしまう。美しい田や畑。自然も壊滅してしまう。そこに311=東日本大震災。もっというと福島の原発事故を重ねているのだ。どうすればよかったのか? 物語ではタイムスリップすることで過去に戻り、皆が必死に危険性を訴える。信じ合うことで人々を救う。現実的に過去に戻ることはできないが、それを未来の教訓として、次は事故も被害を押さえられるはず!という作者のメッセージを感じる。

その意味で男女の高校生が入れ替わる設定も、重要だ。福島=三葉(ヒロイン)の住む田舎。東京=東京(都会)。つまり、電気は福島で作られて東京に送られていた。そのために原発が作られ、危険は福島に押しつけ。電気で謳歌するのは東京という構図。しかし、原発事故が起こるまで、それを知る東京の人は少なかった。

自分たちの使う電気を送ってくれた福島の一部がもう住めない町になっても、東京に人は「大変だねー」と人ごとに感じる。だから「君」では主人公2人を入れ替え、どちらも家族や友達の住む大切な町であることを観客に感じさせたのだ。だから、それを体験した主人公は必死に三葉の古里を救おうとする。他人事ではない。村の人たちは自分の家族であり自分の友達。それこそが悲劇を避ける原動力となる。それが原発事故前の東京(日本人)にはなかったと伝えているのだ。

それゆえ、ファンタジーという枠には嵌らない、感動が込み上げる。単なる青春映画ではない。物語の背景に人々への熱いメッセージがあるのだ。







【「君の名は」「シンゴジラ」の意外な共通点とは?ー原発事故】 [映画感想]

FullSizeRender-2.jpg

(ネタバレあり。これから観る人は注意)どちらも物語の背景に福島の原発事故を感じる。ゴジラは「歩く原発事故」であり「君」は「彗星激突」がそれにあたる。いずれも多くの犠牲を出す。つまり、作者は原発事故のあと「あのときどうするべきだったのか?」を顧みて、原発事故を「ゴジラ」「彗星激突」に例えて、それぞれの作品で思い描いているのだ。

「シン」ではゴジラに対応するために政府が縦割りではない、思いあるエキスパートを集め、力を合わせることでゴジラを止める(収束させる)これは原発事故当時に役所が縦割りで、情報が官邸に上がらず。スピーディの分析結果さえ文科省で止まっていたり、東電が情報を隠したり伝えなかったりということで、対応が後手後手にまわったことで爆発。日本中に放射能をまき散らす事になったこと(この辺は映画「太陽の蓋」で詳しく描いている)をふまえて、「では、どうするべきだったか?」をゴジラ相手に考えたのが「シン」という物語だろう。

「君」で言えば、原発事故は彗星の激突に当たる。誰もが予期しなかった事故。そのために大切な人を失ってしまう。美しい田や畑。自然も壊滅してしまう。そこにやはり原発事故を重ねているのだ。どうすればよかったのか? こちらはタイムスリップすることで過去に戻り、皆が必死に危険性を訴える。信じ合うことで人々を救う。現実的に過去に戻ることはできないが、それを未来の教訓として、次はこんなふうにすれば事故も被害を押さえられるはず!という作者のメッセージを感じる。

また、男女の高校生が入れ替わる設定も、重要だ。福島=三葉(ヒロイン)の住む田舎。東京=東京(都会)。つまり、電気は福島で作られて東京に送られていた。そのために原発が作られ、危険は福島に押しつけ。電気で謳歌するのは東京という構図。しかし、原発事故が起こるまで、それを知る東京の人は少なかった。主人公2人が入れ替わることで、相手の立場に立つことを体験させてくれる。

自分たちの使う電気を送ってくれた福島の一部がもう住めない町になっても、東京に人は「大変だねー」と人ごとに感じる。だから「君」では主人公2人を入れ替え、どちらも家族や友達の住む大切な町であることを観客に感じさせたのだ。だから、それを体験した主人公は必死に三葉の古里を救おうとする。それこそが悲劇を避ける原動力となる。それが原発事故前の東京(日本人)にはなかったと伝えているのだ。

まったく違うタイプの映画。怪獣ものと、青春アニメだが、テーマも背景も全く同じ。どちらも福島の原発事故への思いが底辺にあると感じる。それゆえ、SFやファンタジーという枠には嵌らない、感動が込み上げる。単なる娯楽映画ではない。物語の背景に人々への熱いメッセージがあるのだ。





映画感想 ブログトップ