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舞台挨拶20分でなぜ、ヘトヘトになるのか? [7月ー2018]

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トークというのはもの凄く疲れる!20分でヘトヘトになるーと言っても分かってもらえないかもしれない。喫茶店で友達と20分話すのは休憩みたいなもの。疲れるどころかリフレッシュ「何で話すのが疲れるの?」と思われるだろう。

例えば舞台挨拶で僕は司会進行をする。時間は20分。観客に挨拶をし、キャストを呼び込む。名前や役名を間違えてはいけない。そして20分の中で、それぞれから面白い話を引き出し、トークを盛り上げ、それぞれが同じくらいの時間で話してもらう。それぞれに花を持たせて、1人だけ目立たなかったということのないようにする。そして20分で終らせる。オーバーしたらアウト。映画館側に迷惑をかけてしまう。

撮影は1年前ということが多い。俳優も細かなことは忘れていることがある。当時の話をして記憶を甦らせるのも僕の仕事。そして、撮影中のどのエピソードがおもしろく。観客の興味を引くか?を考えて、その話を引き出せるように質問する。笑いも取らねばならないし、感動のエピソードなら茶化さない。

キャストの1人1人が際立ち、撮影時の努力や葛藤が観客に伝わるように進行する。笑いを取ろうと俳優をバカにしたり、怒らせたりしてはいけない。彼ら彼女はとても繊細。質問によっては黙ってしまったり、気分を害したりすることもある。また、笑いを取ろうとして滑る人もいる。そんなときは助け船を出して盛り上げる。そんな司会進行をすると、ものすごく気を使う。神経が切れそうになり、ヘトヘト。自宅に帰ればバタン。

そう考えると「報道ステ」を毎日やっていた古館伊知郎という人はほんとに凄い。特に党首討論なんて怪物のような党首を7−8人集めて司会進行。インタビューせねばならない。「踊る! さんま御殿」のさんまさんも超人だ。個性的な芸人や俳優の魅力を引き出しつつ笑いに持って行く。それも毎回10数人を相手にする。格闘技でいえば、複数相手に異種格闘技戦をするようなもの。

司会だけではない。FM番組でやネット番組でも同じ。限られた時間で映画の告知をさせてもらうのはもちろん。それだけではおもしろくない。笑いや興味深いエピソードを入れる。でも、ダラダラ話してはダメ。飲み会ではない。聞いているのは不特定多数。詰まらなければすぐにスイッチオフだ。時間内にいうべきことをいい、楽しんでもらうことが大事。ある意味でお笑い芸人の領域。

ラジオ番組で大切なのはパーソナリティの個性やスタイルを把握。邪魔をしてはいけない。でも、訊かれることだけ答えていては盛り上がらない。といって、あまりに脱線したり、番組のテイストを損なってもいけない。司会進行者をないがしろにしてはダメ。自分がいいたいことだけ言うのは一番ダメ。つまり、会話が面白くならなくては番組でなく喫茶店の雑談。パーソナリティだけではなく聴いている人のことを考えて話すことが大事。

また、このパーソナリティならどこまでなら許されるか?を考えてトークする。この人は僕に何を求めているか? どんな答えを期待しているか?を瞬時に判断して、対応することが大事。ときには期待を裏切るのもあり。プロレスと同じ。右まわし足蹴りが来たら、どうするか? よけるか、ブロックするか? わざとキックを受けてリングの外に転げる!というのもあり。とにかく聴いていて面白くないとダメ。笑えるというだけでなく、シリアスな話でも同じだ。

「明日にかける橋」公開の前後に舞台挨拶2本を入れて、7本の番組にゲストで出して頂いた。毎回、真剣勝負。出して頂いた以上は宣伝をするだけではなく、番組を盛り上げ、視聴者を楽しませなければならない。舞台挨拶も同じ。観客が喜んでくれないと意味がない。

昨夜の「オプエド」で東京公開の番宣は終了。それ以外にも宣伝活動や動画の編集等も同時進行。公開初日から3日間は自宅に帰れなかった。体力も限界近く疲労困憊だったが、どうにか乗り切った。それぞれの番組の関係者の皆様本当にありがとうございました。そして見てくれた方。聴いてくれた皆様。感謝しております。


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