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最近の若い奴は....とは言わないようにしているが、若者のこと考える。国と教育に歪められる若者たち。 [7月ー2018]

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そもそも予算の都合で「メイキング」パートの人件費を相当削ったので、プロのスタッフは誰も手を上げてもらえなかった。そこでPが映画科の学生を探してようやく1人だけ「やります!」という子がいて、撮影を記録するメイキングをお願いした。

が、学生君が撮ったのは想像を超えた酷い映像。そのためにメイキング編集は通常の3倍の時間と労力、さらには追加撮影までして新たな素材を作り挿入せねば作品として成立しない状態だった。そのために僕は生活のための仕事を断らねばならず、宣伝活動にも影響が出て大変な状態になった。カメラが下手なのなら、まだ許せるが、彼は明らかに手抜き、ごまかしをして撮影。90%の素材が使用不能というもの。作業をしながらイライラは最高潮。連日、憤りと憤怒の連続だった。

そのことは編集作業と同時進行で連載してきたが、彼個人を責めるものではない。限られた予算ーそれがどんな額であっても、その中でやるべきことをやる!というのがプロの世界。クオリティが低くても人に見せられる作品にしなれば仕事を果たしたことにならない。が、今回は人に見せられないほど酷い映像。船酔いする。目が極度に疲れる。素人が撮った運動会ビデオを超える酷さ。

これは作品にならない。そのカメラマンが学生で、学校側から紹介されたので.....ということは言い訳にはならない。ただ、撮影前。僕は僕で直前まで監督業もできない状態、事件の連続で様々な問題を解決すべく奔走。下手したら演出プランを立てずに撮影という事態だった。Pにメイキング探しは任せ、大学の映画科で学ぶ学生が見つかったと聞き、やる気のないプロより、やる気ある素人の方がいいかも?と思ったりしていた。

が、結果。映画科とは思えない素人カメラマン以下の映像しか撮影されていなかった。そんなときに「メイキング作品があれば、ネット配信できる。地元公開を前に大いに宣伝となる。全国で見ることができる」というチャンスが舞い込んだ。最初はお断りした。あの素材からはとても作品はできない。が、「先方は何とかできないか?」と食い下がる。Pからも懇願。

ただ、あの素材を見れば誰もが編集を断る。無理してやっても作品にはならない。が、思い出すこと。これまでの映画でメイキングを撮影しながら、結局は形にならなかったことが何度もあった。理由は編集費がなかったこと。映画の製作費はあとになるほどなくなる。DVD発売の頃に残るのは赤字だけ?ということが多い。その時点でメイキングを編集するにも、経費がない....。

編集は1ヶ月以上かかる。編集者にはギャラを払う。MAをするにはスタジオを借りねばならない。その辺を合わせると100万近い経費が必要。でも、映画館公開終了時にそんな金が残っていることはまずない。結果、DVDにはメイキングが収録されないということになる。そもそも低予算映画では一応、メイキングの撮影はするが、その編集費まで予算は計上できない。それ以前にカメラや照明の機材をかなり削っている。DVDが出るかどうか?分からない段階でその経費を取っておくことはできない。低予算映画とはそういう環境なのだ。

ただ、撮影に協力してくれた人。支援してくれた方々。映画そのものは見れるが、あの撮影現場の思い出は残っていない。メイキングがあれば、がんばった日々を再確認。懐かしむことができる。それができないことが何回かあった。今回もそうなる可能性がある。そこにネット配信の話。その会社はMA代は持つといってくれる。その他の経費はすべてこちらだが、通常より安くできる。大きなチャンス。のちのちDVDに収録することもできるし、応援してくれた人の思い出にもなる。が、素材があまりに酷い。とても作品にならないもの。学生というより、カメラを触ったことがない子供が撮ったような映像ばかり。

編集を引き受ける人はいない。でも、チャンス。いや、その前に作品になるのか? 東京公開中の宣伝をしながら、素材を確認した。30分見ると船酔い。1時間見ると、目眩がして画面を続けて見れなくなる。それはまだいい方で血管が切れそうなほど腹が立つものも多かった。撮影風景を撮るのがメイキングなのに、近所の犬を延々と撮っている、俳優をあえて避けて撮る。画面に俳優が写っていない。スタッフの背中しか撮っていない。というアンビリーバボーな映像も数多く存在した。

だが、僕が編集すれば何とか形にはなるかも?と思えた。わずかに使える3秒4秒の映像を寄せ集めて、追加素材を撮り、本編映像を加え、僕が撮影中に撮ったスチール写真も使えば、何とかなるかも? ただ、編集どころでない宣伝活動で忙殺されている。また7月は本来、生活のための仕事をせねばならない。宣伝活動は映画界では監督の「好意」であり、ギャラは一切出ない。だから、別に仕事をして生活費を稼ぐのだが、編集をすると時間を取られ本来の収入がなくなる。

そして、どんなにがんばって作品にしても「これは酷いですね〜。他の素材はなかったんですか?」と言われるかもしれない。が、メイキングができれば地元の人たちが喜んでくれる。懐かしがってくれる。それプラス。地元公開の宣伝にもなる。考え抜いて、それがあるので引き受けることにした。予想をはるかに超える屈辱的な作業となったが、間も無く完成だ。さて、今回は学生君のことを改めて書こうと思ったのだが、すでに長文になっているので、次回にする。

すでに彼がなぜ、そんな愚かな行動をしたのか?については推理し説明した。彼が無能だとか、いうことではない。教育というものが、いかにものを考えない若者を形成しているか? 努力しない人材を育てているか? そんなことを改めて痛感した。「映画監督になるのが夢です」と言っていた学生君。それは嘘ではない。だからこそ、破格の安いギャラでも勉強だと思い仕事を引き受けたのだ。にも関わらず、手抜き、ごまかし、全力を出さない。そんな彼を見ていて「教育」がいかに若者をダメにしているか?を痛感。

では、その「教育」は誰が支持し、推進しているのか? 何のためにしているのか? を考えると、日本といく国がしてきた本来の目的が見えて来る。それは「明日にかける橋」でも描いたが、戦時中と何ら変わらない国策が存在するから。それに気づかずに世の親たちは子供たちを歪める、去勢される許育の場に送り込んで来たのである。詳しくは次回説明するが、そのことを伝えたくて、この件を何度も続けて書いてきた。

その後の学生君に対する第三者の証言も得たので次回に書く。いよいよ完成が近い。果たして作品になっているのか? 乞うご期待。



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