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高倉健を評価するハリウッドの映画人たち。ドキュメンタリー「健さん」を見た。 [映画業界物語]

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高倉健を評価するハリウッドの映画人たち。ドキュメンタリー「健さん」を見た。

夜中まで作業したので、そのあとはNetflixで「ストレンジャーシングス」のシーズン2を見ようと思ったが、画面に表示される「お勧め映画」の中に、高倉健のドキュメンタリーがあった。公開時に気になっていたが、知らぬ間に終了。Netflixは全ての作品がタダで観れるので(月額では払っているけど)今夜はこれにした。

著名人を中心に健さんの想い出を語る構成。「単騎、千里を走る」の共演者である中国人俳優が日本で健さん所縁の地を訪ねるのを柱としている。マーティン・スコッセッシとも交流があったことにまず驚く。考えると、「ザ・ヤクザ」の脚本はポール・シュレイダーだ。彼は「タクシードライバー」の脚本も書いている。

スコッセッシは健さんと仕事することを願っていて、「沈黙」にも出演依頼をしたそうだ。実現していれば〜と残念に思う。というのも、健さんが出ている「ブラックレイン」をL Aのチャイニーズシアターで見ている。同映画の日本ロケ時のスタッフルームも訪ねている。映画館では上映終了時に拍手が起きた。健さんを含む日本人俳優陣への賞賛にも思えた。

当時、アメリカではトシロー・ミフネしか知られておらず、日本人として少し寂しい思いをしていた。高倉健だって、アメリカに通用するんじゃないかな?と思えていただけに「ブラックレイン」はうれしい映画だった。そのあとに日本ロケの「ミスターベースボール」が作られ、健さんは再び出演。

だが、それから20年以上、彼はアメリカ映画に出ていない。日本人が出演する企画がないのか?と思ったが、いろいろとオファーはあったこと。そのドキュメンタリーを見て知る。「ベストキッド」のミヤギ役も健さんに依頼があったそうだ。が、これも断った。「MISHIMA」の三島由紀夫役も依頼されていた(これもLAの映画館で見た)

結局、同じケンだが、緒形拳が三島を演じた。きっと、他にもあれこれオファーがあったに違いない。が、皆、断ってしまい「ミスターベースボール」が最後のアメリカ映画出演。とても惜しい気がする。

僕もアメリカ生活が長かっただけに、日本人がハリウッドで戦うことの大変さは感じる。それでも高倉健なら十分に通用するのでは?と思えていただけに、そのドキュメンタリーを見て多くのハリウッド監督や俳優たちが彼を評価していたこと。嬉しく思った。が、やはり作品が少ないので一般のアメリカ人は彼の存在を知らない。

現在では同じケンだが、渡辺謙がアメリカで有名。真田広之も活躍している。真田の師匠である千葉真一もハリウッド進出をし、もう10年以上になるが「キルビル」以降出演作がない。対する弟子の真田は「ラストサムライ」「ウルヴァリン」「ラッシュアワー3」「スピードレーサー」「ジョン・ウィック3」と大活躍。

個性や実力だけで成功する世界ではないこと。あらためて感じる。ハリウッドだけでなく、日本でも同じ。実力があった上に運があり、チャンスが必要。それが映画界なのだろう。



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