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脇で光る個性派俳優...いや怪優さんはとても大事! [映画業界物語]

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脇で光る個性派俳優...いや怪優さんはとても大事!

一般の人が好きな俳優というと、たいていはテレビ、映画で活躍しているイケメン、あるいは美女であることが多い。それが映画ファンになると、ちょっと渋い演技派。僕が学生の頃でいうとロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマンという名優たちだった。が、僕はその頃から超個性的な悪くいうと頭がヘンな、いかにもダメそうな、頑固そうな感じの俳優に惹かれた。

バート・ヤング、ピーター・ボイル、バージェス・メレディス、ジーン・ハックマン、ルイ・ゴセットJR、レナード・ニモイ、

のような面々である。日本で言えば、大島(渚・監督)組の常連。

佐藤慶、小松方正、戸浦六宏。そして

岸田森、天本英夫、

という名優たち。彼らは主役ではないのだけど、出てくるだけで胡散臭い、怪しい、危ない空気が流れる。敵か味方か分からない。いつ寝返るか分からない。そんな存在。主役も大事だが、そんな怪優の皆さんがいるから作品が面白くなるのである。

でも、そんな俳優さんたちが日本では減っている。若手の多くは個性がなく、皆、スッとした顔で、怪しさがない。昔の黒澤明作品を見ると、名前は知らないが本当に怪しい、一癖ある俳優がどの場面にも出ているが、そんな俳優を本当に見かけなくなった。

そんなことを感じる理由を考える。子供の頃から僕は個性派が好きだったようだ。「ウルトラマン」を見ても、ウルトラマンより怪獣が好きだったし、主人公のハヤタ隊員よりイデ隊員やアラシ隊員が好き。「帰って来たウルトラマン」なら岸田森の坂田さん。

刑事ドラマでも同じ。昔はカッコいい若手刑事が1人。周りは皆おじさんだった。が、「太陽にほえろ」の途中から全員がカッコいい2枚目になってしまい、その流れが続いた。「特捜最前線」も大滝秀治さんの船村刑事がいたから盛り上がったので、降板してからは力が入らなくなった。(それでも名作はあるのだが)

どうも僕は正統派の主人公より、暗い過去を抱えた人生に傷があるキャラが好きなのだ。そんな子供だったので、大人になっても変わらず。個性派の俳優に惹かれる。

太田組作品を観て頂ければ分かると思うが「ストロベリーフィールズ」の死神さん、用務員さん「青い青い空」の書道の先生、「朝日のあたる家」の御用学者、「向日葵の丘」のガンマニアの酒屋さん、「明日にかける橋」の山田先生と、いろんな怪しい、胡散臭い、俳優さんがあちこちに登場する。主役も大事。でも、そんな怪優さんたちが出てくれるからこそ、物語は面白くなるのだ。


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